■「四家(しか)の舞」30年ぶり披露/猿賀神社崇敬会大祭
平川市の猿賀神社で3日、恒例行事の崇敬会大祭が催された。鬼の顔が描かれた板を弓矢と太刀で打ち砕いて悪疫退散などを願う特殊神事「鬼面奉射」と県無形文化財指定の「津軽神楽」が古式ゆかしく行われた。
山谷敬宮司が拝殿横の矢場へと赴き、30センチ四方の赤鬼が描かれた板に的を絞って2本の矢を奉射。勇ましい雄叫びとともに太刀を振り下ろして木板を叩き割ると、参列者が見守る拝殿から拍手喝さいが沸き起こった。
引き続き、県無形文化財の「津軽神楽」が拝殿で執り行われ、県重宝である本殿の完成を祝い、神社などの社殿の完成を祝う際に奉納される「四家(しか)の舞」が約30年ぶりに古式ゆかしく披露された。
■主な掲載記事
□雇用情勢悪化のまま、3月有効求人倍率0.14倍/黒石職安管内
□いきいき放談/平川市消防団長・相馬清孝さん
□黒石小学校PTAの事業、実践事例で全国紹介
□場外舟券売場「ミニボートピア黒石」がオープン
|